市内の某社社屋の外壁改修工事を行いました。
今回は既存の外壁の上から新たにサイディングを貼ることで改修を行いました。
また、雨樋や庇、門柱、擁壁、フェンスなど、外壁周辺も併せて改装しています。
既存の外壁材はALCでした。
ALCへの施工は非常に難しく、十分なノウハウが必要になります。
ALCは通常の施工ではビスが効かないため、専用のアンカーなどを使用して作業していきます。
ALC用の建材にも様々な種類が存在しますが、状況によっても良し悪しがあり、適切な道具を選択しなかったり、適切な施工がされていないと、一定期間後に問題が発生してしまうケースもあります。
今回も細心の注意を払い、しっかりと材料を選定した上で、経験と知識の豊富な職人様に施工をして頂きました。
使用したサイディングはKMEW様の「はる一番」で、下部と上部で色とデザインを切り替え、さらに縦と横に貼り分けることで、全体的な印象が単調にならないよう工夫しています。
歪みもなく美しく仕上がっています。
玄関と勝手口部分の庇も改装しました。
玄関の庇の軒天部分には、弊社の「目地なしスパン150」を使用しました。
ブラックで主張しすぎず、シルバーと合わせて大人な印象を与えます。
擁壁にもサイディングを施工し、その上に新たにフェンスも設置しました。
擁壁には僅かに傾斜がありましたが、職人様のきめ細かい施工により、破綻することなく綺麗に収まりました。
フェンスの設置により正面から見た印象も大きく変わり、スタイリッシュな外観をより引き立てています。
建物裏側は主に塗装工事で改修しています。
階段側面はポリカーボネート製の波板を使用して保護しました。
社屋の老朽化は建物に与えるダメージもさることながら、ブランドイメージにも影響します。
もちろん社屋だけでなく一般住宅のリフォーム等も行っておりますので、気になる部分がございましたら何なりとご相談下さい。