ユニットバスと脱衣所のリフォームを行いました。
元々は1964年の東京オリンピックをきっかけに誕生し普及した歴史をもつユニットバスですが、
今ではすっかり浴室の主流となり、ユニットバスからユニットバスへのリフォーム工事も時代とともに大変増えてきました。
今回の浴室もユニットバスですが、老朽化が目立つため、脱衣所と合わせて一新させていただくこととなりました。
古い浴室、脱衣所を解体し、新しいユニットバスを組み立てます。
使用したユニットはクリナップ様の「ユアシス」シリーズで、
木目の風合いを取り入れた、明るくモダンなバスルームになりました。
楕円の可愛いミラーや取り外せるカウンターなど、デザイン性・機能性の高い設備が魅力的です。
天井には換気乾燥暖房機を設置しました。 一台で浴室乾燥、衣類乾燥、暖房、送風、低騒音換気が行える優れもので、壁のリモコンから簡単に操作でき非常に便利です。
脱衣所にも木目調の壁とフロアを設え、洗面台も新設しました。
洗面化粧台には、LIXIL様の「オフト」シリーズを使用しています。
サイドにキャビネットを追加することができ、今回のように窓でミラーの幅が制限される場合でも、高い収納力を確保することが可能です。
リフォームの場合、既存の窓や壁の寸法を考慮したレイアウトが必要になり、同じユニットバスや洗面台を使用しても、施工する職人様によって仕上がりは全く違うものになります。
今回の工事では、窓のケーシングと壁の仕上がりをミリ単位で調整し、本来は窓側に僅かにはみ出てしまう600mmの鏡面を、非常に美しく納めて頂きました。
また、脱衣所の完成時のレベルに合わせてユニットバスを基礎から微調整し、均一な床面に仕上げています。
職人様の腕と施主様のセンスにより、細部まで美しくまとまり、とても洗練された空間になりました。
お施主様にも大変喜んでいただき、我々としても嬉しい限りです。
ユニットバスからユニットバスへの施工は、従来よりも工期を短縮しやすく、またサイズの問題も解消しやすい利点があります。
浴室や水回りでお悩みの方は、ぜひミツイバウ・マテリアルへご相談下さい。