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SDGs 地域への取り組み | Initiatives for SDGs ”Community”
1.「ミツイバウ安全衛生協力会」の設立
ミツイバウ・マテリアルは、地域の職人様を守り、連携し合うことを目的に、2014年から「ミツイバウ安全衛生協力会」を設立しました。 「ミツイバウ安全衛生協力会」は、弊社が受注した工事を協力会の登録業者へ発注し、工事中の保険などを弊社で受け持ちながら品質管理を行い、安全な施工環境と高い施工品質を維持する仕組みです。 確実な保険加入によって作業者を保護するだけでなく、施工内容によって適切な施工業者へ工事を発注することが可能になり、作業クオリティの向上と安定した雇用の創出を行っています。
協力会での交流の様子
発足当時は29社であった会員は毎年増加し、現在は68社となっています。 ミツイバウ・マテリアルでは、今後も「自社施工現場について安全衛生協力会でのPL保険及び労災上乗せ保険の加入率100%」並びに「年間施工件数1,000件以上」を維持し続けることを目標として掲げています。
伊勢宮忠様での作業風景
2.木質ペレットの調達
ペレットストーブの燃料である木質ペレットのうち一部は、地域の企業とパートナーシップを結ぶことで調達しています。 三重県伊勢市で伝統的な神棚や神具を製造されている伊勢宮忠様では、製造過程で発生する削り屑を利用し、上質な木質ペレットを生産しています。 伊勢宮忠さまの本社工場へ伺うと、宮師の方々の確かな仕事ぶりに圧倒されます。 工場中に溢れる木曽檜木の香りが心地よく、一流の技術と一流の材料を肌で感じることができました。
国内はもちろん、海外にも広く知られる伊勢宮忠様の神具の歴史は1938年(昭和13年)にまで遡り、伊勢神宮の神殿の建築様式である唯一神明造 (ゆいいつしんめいづくり) を忠実に模して、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げられています。 ミツイバウ・マテリアルでは、伊勢宮忠様で製造される上質なホワイトペレットをお引き取りさせていただき、ペレットストーブの燃料に使用しています。
細部まで拘った造形
丹精を込めて作られる神具
ホワイトペレット
3.ポジティブ・インパクト・ファイナンスの締結
ミツイバウ・マテリアルは、百五銀行様との間でポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下PIF)を実施しています。
PIFとは、「企業活動が経済・社会・環境にもたらす影響を包括的に評価し、ポジティブインパクト(良い影響)の拡大とネガティブインパクト(悪い影響)の緩和に取り組む企業を支援する融資」のことを指し、2021年12月に百五銀行様のPIF実行先の第一号として締結されました。
今後は百五銀行様と協力し、設定されているKPI(重要目標達成指標)に必達すべく、更なる環境改善の促進を目指します。 KPIを含む、PIF締結に向けての弊社の評価書及び第三者意見書は、以下のリンクからご覧いただけます。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスの実施について
PIF締結 百五銀行様と
協議の様子
現場と密接に連携する製造部門
4.提案から施工までを受け持つ対応力
ミツイバウ・マテリアルは、工事の提案から実際の施工まで、すべての工程をワンストップで行う機能を有しています。 鋼板の供給が途絶えても建材の生産が可能な豊富な備蓄と、複雑なオーダーにも臨機応変に対応する自社工場、そして工場から現場までを直結する自社配送部門を備え、台風や地震などの災害時に、建造物のいち早い復旧を可能にします。 ミツイバウ・マテリアルの活動によって、地域の皆様の住環境への不安を少しでも取り除くことこそが、我々が出来得る最大のサポートの一つだと考えています。
屋根材・壁材を生産するための備蓄
三重県下最大級の鉄鋼二次製品製造工場
コーポレートカラーのトラック