近年は、台風や豪雨災害などが各地で相次ぎ、屋根トラブルへの対応を求める方が増加傾向にあります。また、地震や台風に強い家づくりのためにリフォームを検討する方も増えています。三重県に関しては、どうでしょうか？具体的な数値で見ていきましょう。

三重県は木造住宅が比較的多く、それだけ屋根リフォームや修理の必要性が高いといえます。例えば、瓦に割れや欠け・ずれが生じると、雨水が建物内部に浸入しやすくなりますので、急いで修理をする必要があります。こうした雨水による被害を未然に防ぐために、定期的なメンテナンスの需要も高まるのです。

さらに、近年では台風の影響で屋根に損害が発生するケースも少なくありません。いつ発生するかわからない地震や台風に備え、屋根のリフォームを検討する方が増加傾向にあります。

総務省消防庁は毎年自然災害による被災額を都道府県別にまとめ、発表しています。地震・豪雨・台風など自然災害によってその被害額は大きく変わりますが、2011年から2015年の5年間の集計で三重県は全都道府県のうち11番目に高い被害額となっています。東日本大震災が起こる前は三重県の被災額は39番目と比較的低い数値だったことからも、昔に比べこうした自然災害への備えが必要であることがわかります。

雨水が建物内部に浸入する被害は雨の日が多いほど発生率が高くなり、国の統計による「統計でみる都道府県のすがた2017」で年間雨量のランキングを見てみると、三重県は29位です。平均的な順位ですが、雨に加え台風による影響を受けると、屋根のリフォームが必要となるケースが増えてもおかしくはありません。

三重県内における木造建築の数はどれくらいなのでしょうか？こちらは2008年のデータになりますが、三重県の木造建築数は全国15位です。木造建築が多いということは、それだけ屋根修理の需要が高いと判断できます。

長く快適に過ごせる住まいにするためには、定期的な屋根のメンテナンスが欠かせません。現在雨水による被害が発生している、屋根の塗装が部分的にはがれている場合は、早めに屋根リフォームや修理をご検討ください。